医師のための幸福論

いつも楽しそうにしている人は、幸せそうにみえるらしい。
せっかくの医師人生、楽しめてない医師たちに届けたい。

人生を3つのフェーズに分けてみる

STEP
ファーストライフ

学びの多い卒後10年未満の成長期の医師

STEP
セカンドライフ

一人前の円熟期を迎えた医師

STEP
サードライフ

一線から一歩引いて自由を設計できる壮年期の医師

幸せを決める要素って何だろう?

サードライフの幸せを決める3要素は誰に聞いてもこんな感じ?

  1. 健康
  2. お金
  3. 友人

ファーストセカンドライフの幸せを決める3要素はどんな感じ?

  1. 自己肯定感(仕事、家庭、人間関係、趣味、経済力)
  2. バランス感覚(仕事のスタンス、プライベートの配分、価値観のバランス)
  3. 自分で選択できたかどうか

意図的にこれらを思い通りにかなえていくことは難しい。
しかし経験と知識を深めることで、手に入れる確率はあげることは出来る。
現在の幸せがずっと続くなら、きっと老後の幸せにも続いていく。
幸せを感じやすいタイプになるコツを追求してみたい。

Dr.モーリー
幸せマインドは、言語化して他人に伝えることが出来てはじめて自分のものになる。
Dr.モーリー
自分の人生が幸せかどうかは、自分だけが決めたんで良い。


若いうちに知りたかったこと

40代になると医師達は、『楽しそうに生きているタイプ』と『悩みや愚痴にまみれたタイプ』に二極化する。
幸い僕自身はというと、楽しそうに生きているようにみえるらしい。

そういえば僕はというと40歳を迎えた頃から、世の中がずいぶん生きやすくなった。
それは年齢と経験により社会的地位が上がったからなのか?
それとも経済的、時間的に少し余裕が出来たからなのか?

Dr.モーリー
きっと一番変わったことは、経験によって『バランス感覚と知恵がついた』からだと思う。
もっと早くから知っていれば、もっと心が豊かな人生になっていたかもしれない。


今だから分かる残念な医師たち

新人医師
モーリー先生、念願の医師になりました。
これでもう人生勝ち組で安泰ですよね。
Dr.モーリー
社会的地位のある医師という職業につけても、お金持ちになっても必ずしも幸せになれるとは限らないんじゃないかな。
新人医師
そうなんですか?
収入は安定してるし社会的地位もあるので、もう安泰なんだと思ってました。
Dr.モーリー
次のような医師達は本当に幸せと言えるかなぁ?

困難なことから逃げ続けて、楽で楽しいハイポな生活を追い続けた結果、やりがいも達成感も見つからず、自己肯定感を失った医師。

どんな壁にも常に立ち向かい、自己研鑽と忍耐と修行を継続して、気が付くとプライベートの楽しみ方も見つけられず疲弊していく医師。

どこまでも年収や名声を追い求めて、今ある幸せに気づけていない医師。

やることも正しいし、言うことも正論だけども、周りに気を使わせて、結局は人が離れていく孤独な医師。


経験や知識を整理し、その瞬間のベストチョイスを考える

答えが簡単に出ない時ほど、不要な情報を入れすぎて自らこじらせがち。
それぞれの分野で必要とされるものは違うけれども、しっかり準備したり冷静に選択したり
スタンスや価値観は共通することが多い。

問題点や課題は、小さく分けると明確な答えが見つかりやすい。

Dr.モーリー
ここからは「仕事」「お金」「幸せな未来」の分野に分けて詳しくみていきましょう。
また、Dr.モーリーのひとりごとでは上記以外の分野の事や日常で思った事などを紹介します。